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37Signalsの「小さなチーム、大きな仕事」を読んだ感想

おそらくスタートアップ界隈では大人気のビジネス本、「小さなチーム、大きな仕事」を読みました。著者は37Signalsのお二人、ジェイソン・フリードとデイヴィッド・ハイネマイヤー・ハンソン(DHH)です。37Signalsを知らない人でも、「Ruby on Railsを開発した会社」といえばそのスゴさは伝わるでしょう(というか僕がそういう人です)。新しい仕事観を得るのにとても良い本だと感じました。

You can't make just one thing.

いろいろ面白かったのですが、中でも最高に気に入ったのがこの考え方です。

どんなものにでも副産物がある。すぐれた洞察力を備え、創造的なビジネスマインドを持った人は、こうした副産物に注目し、チャンスを見出すのだ。

こういう考え方をしてみると(本書に直接そう書かれているわけではありませんが)、Ruby on Railsも副産物として捉えることができます。もともとBasecampの開発に使っていたフレームワークオープンソース化したのがRailsだという歴史をみると、「副産物を活かそう」って主張はものすごい説得力ですね。

感想

副産物の話は本当に気に入りました。このブログがまさにそういった、副産物を共有していく場だからです。なかなかモノが完成せずにモヤモヤする日々ですが、その分ブログという副産物はしっかりと育てていきたいと再確認しました。

» 小さなチーム、大きな仕事〔完全版〕: 37シグナルズ成功の法則

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