明けましておめでとうございます。
唐突ですが、今年はブログ駆動開発をしていきたいと思っています。
おそらく僕がプログラミングをはじめる以前から、開発者界隈ではTDD(Test Driven Development)やらBDD(Behavior Driven Development)やら開発手法になんとかドリブン開発とかっこいい名前をつける風潮があります。これに便乗して2014年はBlog Driven Development(ブログ駆動開発)というのをやっていきたいと思います。
ブログ駆動...?
ブログきっかけに開発していく、というのがブログ駆動開発です。実はさっき思いついたのですが、こんなことすでに誰かがやってそうなだと思って検索したところ、やはり同じようなことをしている人が見つかりました。
- A New Methodology: Blog Driven Development 2.0 - Ayende @ Rahien(こちらはなんと2006年の記事です。)
何をするか
先の記事とはけっこう異なりますが、僕の場合はただ「コード書く前にブログ書く」というのをやっていきたいと思います。こういうものを作るっていうのを宣言して、だいたい目指すところをブログに書いてから学習なり環境構築なりコーディングをスタートするという感じです。
アイデアが盗まれる!?
開発をはじめる前にそれを大っぴらにするとアイディアを盗まれるじゃないか、という懸念も無い訳ではありません。でも、そもそもほかの開発者が盗みたくなるようなアイディア記事を書くのってかなり難しく、そんな心配はたいてい無駄です。たしかリーン・スタートアップにもそんなの心配するなと書いてありました。僕ごときが素晴らしいアイデアを思いつき素晴らしい文章でまとめ上げ、それが優秀なエンジニアの目に留まるなんて、奇跡じゃないですかね。
ザッカーバーグのフェイスマッシュ
Facebookの創業期を描いたソーシャル・ネットワーク [DVD]という大好きな映画があるのですが、彼女にフラれたザッカーバーグが酒の勢いを借り、一晩で「フェイスマッシュ」という女性のランク付けサイトを作るシーンがあります。このシーンの中で彼はコードを書く前にブログで構想を書いており、その手順を公開しています。
倫理的には最低なシーンですが、僕はこのシーンが一番好きです。思考をまとめながらそれを実際に形にしていく、すっごい刺激的な瞬間だからです。
まとめ
こういったことをしようと思えるのも、ブログ読者様のおかげです。誰も読んでくれていなかったら、ブログ駆動なんてできるはずがありません。
今年もできるだけ独りよがりにならずに、読み手のメリットになるようなブログを書いていきたいと思っています。本年もよろしくお願いします。