日常を支える仕組みを見過ごしてしまう時の歯がゆさ

日常生活の中で、なんでおれはそれを利用できているんだろうと考えることがよくある。それはなんだか仕組みはわからないけど動いていて、自分を満足させてくれている。たいていそういうものには、丸１ヶ月、１年、あるいは一生それだけの勉強で時間を潰せるくらいには面白い原理や発展の歴史があるんだろうけども、しかしそんなことを調べて学んでいる暇はないと言って見過ごして生きている。この歯がゆさをけっこう多くの人が何かしらのタイミングで感じていると思うし、みんなそういう好奇心を捨てたりどこかに置き去りにしてまともな生活を営んでるんだろうけど、生活の方を放り投げてまでその裏側に首を突っ込んでいくような人がいる。そういう人が天才とか変態になるんだと思う。