gaaamiiのブログ

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「いつも「時間がない」あなたに:欠乏の行動経済学」を読んだ感想

Kindleストアを眺めていて、あっこれおれ読まないとダメなやつじゃん、と思って読んだ。面白かった。

借金の話

時間の話を、借金の話とかぶせて説明されたりして、納得感あった。

処理能力の制約

このへんの文が個人的には熱かった。

教育が良いことであるのはまちがいない 。しかし貧困者が犠牲を払わずに受けられるものであるかのように扱われているが 、実際には処理能力への高い代償がともなう 。本人が集中できずに教育の努力が無駄になるか 、本人は集中するが処理能力に負荷がかかるか 、いずれかである 。本人が実際に訓練やインセンティブに集中するとき 、何に集中しないことになるのだろう ?新たに課された授業はほんとうに 、彼が本を読んだり子どもと過ごしたりするためにひねり出した貴重な時間をつぶすだけの価値があるのだろうか ?

貧困者が貧困に陥る原因は、お金の教育がされていないからだ -> じゃあお金の教育プログラムを受けさせればいいはず。みたいなことがされてるけど、そこには処理能力という見えてない制約があるんじゃぞ、そこも考慮しないとだめよ、というような話。

感想

この本から得られた個人的な教訓としては、借金よくないね、時間あるときに前もってやるべきことやろうね、余裕はある程度持とうね、というごく当然のことなんだけど、それがいかに難しいことか、ということを本書を読んで改めて知ることができた。

自分もこの本に書かれているような失敗を何度もしているので、興味深く読めた。自分は幸い借金はないけど、時間の使い方についてはこの本の言い方でいうとジャグリング状態だ。スラックがない。

何度も読み返しながら、実生活を改善していきたい。

いつも「時間がない」あなたに: 欠乏の行動経済学 (ハヤカワ・ノンフィクション文庫)

いつも「時間がない」あなたに: 欠乏の行動経済学 (ハヤカワ・ノンフィクション文庫)

  • 作者: センディルムッライナタン,エルダーシャフィール,Sendhil Mullainathan,Eldar Shafir,大田直子
  • 出版社/メーカー: 早川書房
  • 発売日: 2017/01/07
  • メディア: 単行本
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