味気ない'FizzBuzz'に取り組む前に見ておいてほしい世界のナベアツのネタ帳
プログラミング入門といえばFizzBuzz問題(3の倍数で'Fizz'、5の倍数で'Buzz'、公倍数で'FizzBuzz'を出力させるもの)。
こういうやつです。
for(var i = 1; i <= 100; i++){ if (i % 3 === 0 && i % 5 === 0){ console.log("FizzBuzz"); }else if(i%3 === 0){ console.log("Fizz"); }else if(i % 5 === 0){ console.log("Buzz"); }else{ console.log(i); } }
でもこれ、あまり面白くない。せっかくfor文とif文とプリント文を覚えてプログラミングっぽいことをする最初の瞬間かもしれないんだから、どうせならFizzとかBuzzとかが出るより、もうちょっとユニークな単語が出てほしいです。
というわけで(今は改名しちゃったけど)世界のナベアツのネタってあれFizzBuzzっぽいよな、ってことでぐぐったら、Wikipediaに色々書いてありました。'3の倍数でアホになる'ってのが基本だけど、実はネタの細かいバリエーションはずいぶんいろいろあったみたいです。
以下、Wikipedia「渡辺鐘」(2013年7月現在)より。
- 3の倍数と3が付く数字だけアホになり、5の倍数だけ犬っぽくなります
- 3の倍数と3が付く数字だけアホになり、8の倍数だけ人探しをしてる感じになります
- 3の倍数と3が付く数字だけ憤りを感じます
- 3の倍数と3が付く数字だけアホになり、8の倍数だけ気持ちよくなります
- 3の倍数と3が付く数字だけアホになり、8の倍数だけ媚びへつらいます
- 3の倍数と3が付く数字だけアホになり、5の倍数だけナルシストになります
- 生身のナベアツがまず3の倍数と3が付く数字だけアホになり、モニターに映ったナベアツがそれ以外の数字でアホになります(擬似的なコンビ芸)
- 3の倍数と3が付く数字だけアホになり、8の倍数だけ青春します
- 3の倍数と3が付く数字だけアホになり、9の倍数で正気に戻ります
- 3の倍数と3が付く数字だけアホになり、8の倍数のときに寝起きドッキリになります
- 3の倍数と3が付く数字だけアホになり、8の倍数のときにクイズ番組に出てる感じになります
学習としてのシンプルさを保ちたければぜったいFizzBuzzの方がいいんだろうけど、上みたいなネタにはどんなワードを入れようかな、なんて考えるのも楽しいかなと思います。実際にふざけたアプリやサービスを作る時には、むしろそういうセンスが重要になってくるだろうし。
また、FizzBuzzと顔芸だけであんなに面白いネタに仕上げるナベアツさんを改めてすげえなと感じました。ウェブ界隈でも、すっごい単純な技術だけを使って爆笑コンテンツを作るクリエイターがいても良いと思います。