旧gaaamiiのブログ

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はじめてのRuby on Rails インストール(VagrantとCentOSとrbenvとRuby 2.0.0でRails 4.0の環境構築の手順)

まとめていきます。いっぺんに書く気力がないので少しずつ書いています。
書き終わりました。

ぶっちゃけドットインストールを見漁ればできるんですが、レッスンが分かれてたり自分が何してるかわからなくなりそうなところが少しあったので、そこをちょっと丁寧に書きたいです。時間が経つと手順を忘れてしまう自分のためでもあります。
環境はMac OS Xです。

流れ

Vagrantを用意する

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Vagrantは仮想環境にOSをぶっこんだりぶっこわしたりっていうのを簡単にできるツールです。Vagrantを使うためにVirtualBoxという仮想環境のためのアプリケーションを用意します。

https://www.virtualbox.org/wiki/Downloadsからお使いのOSを選んでインストールします。

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VirtualBoxが用意できたら、Vagranthttp://downloads.vagrantup.com/から最新のバージョン・お使いのOSを選んで入れましょう。

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Vagrantを使って仮想マシンCentOSを入れる

vagrant box add [boxの名前] [url]

という形でboxの名前とurlを指定して仮想マシンのひな形を取得します。

ここではCentOSを使いますので、下記の通り、http://www.vagrantbox.es/からbox名、urlをコピーして、下記の通りになります。CentOSはサーバによく使われるLinux系のOSです。

vagrant box add centos64box http://developer.nrel.gov/downloads/vagrant-boxes/CentOS-6.4-x86_64-v20130427.box

時間がけっこうかかります。
待っている間に読むおすすめマンガとして、「アフロ田中」という日常系のギャグマンガがあります。松田翔太さんと佐々木希さん主演で映画にもなりました。» 上京アフロ田中全10巻 完結セット (ビッグコミックス)

...

boxの追加が終わったら、作業するスペースを作って移動しましょう。てきとーな名前で大丈夫です。

mkdir myVM
cd myVM

そこで、さっき入れたbox(テンプレート)でマシンを初期化します。

vagrant init centos64box

以下のようなメッセージが出ていれば成功です。

A `Vagrantfile` has been placed in this directory. You are now
ready to `vagrant up` your first virtual environment! Please read
the comments in the Vagrantfile as well as documentation on
`vagrantup.com` for more information on using Vagrant.

すると、現在の場所(myVM)にVagrantfileという設定ファイルが出来ているはずです。エディタでファイルを開くとこんな感じです。なんかいろいろ書かれてますが、「設定ファイルなんだな」というのが分かればオッケーです。

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ここまで確認できたら、ついに仮想マシンを起動させます。

vagrant up

また時間がかかります。先ほどのアフロ田中を読み進めましょう。

...

終わると、マシンが実行された状態になっているのでターミナルから仮想環境に入ります。

vagrant ssh

「Welcome to your Vagrant-built virtual machine.」というメッセージが出て、ちゃんと入れるはずです。これでCentOSを利用できるようになりました。

参考 » Vagrant入門 (全13回) - プログラミングならドットインストール

CentOSにrbenvを入れる

rbenvというのは、Rubyのパッケージ管理ツールです。環境に複数のバージョンのRubyを入れとけるので便利らしいです。

gitを入れる

sudo yum -y install git

yumというのはツールをインストールするためのツールです。-yというオプションはyes/noで聞かれる全てにyesで答えてねという意味です。

rbenvを入れる

git clone https://github.com/sstephenson/rbenv.git ~/.rbenv

rbenvはGitHubに置かれているので、そこから取ってきます。

パス、環境変数の設定

echo 'export PATH="$HOME/.rbenv/bin:$PATH"' >> ~/.bash_profile
echo 'eval "$(rbenv init -)"' >> ~/.bash_profile
exec $SHELL -l

ここらの意味はよくわかりません。誰かおしえてください。

ruby-buildを入れる

次に、「rbenv install」のようにコマンドでささっとRubyをインストールするためのプラグインを入れます。

git clone https://github.com/sstephenson/ruby-build.git ~/.rbenv/plugins/ruby-build

Ruby 2.0.0を入れる

ようやくRubyを入れるステップまで来ました。ruby-buildを入れたので、これでいけます。

Ruby2.0.0のインストール

rbenv install -v 2.0.0-p247

(追記)インストールできるRubyのバージョンを確認するには、以下のコマンドを打ちます。たぶんlはlistのlですね。

rbenv install -l

時間がかかります。待ち時間に読むマンガですが、「王様達のヴァイキング」というハッカー少年マンガもおすすめです。» 王様達のヴァイキング (1) (ビッグコミックス)

インストールの反映

これやらないと反映されないらしいです。

rbenv rehash

インストールしたものを使うと宣言

複数入れておけるのがrbenvの良いところなので、「このバージョンを使うよ」というのは言わないといけません。

rbenv global 2.0.0-p247

Rails 4.0を入れる

gemをアップデートしとく

gem update --system

Rubyのライブラリはrubygemsのgemコマンドでインストールできます。最新のRailsをインストールしたいのであればこのシステムを最新にしておきましょう。

ドキュメント無しでrailsをインストール

gem install railsでいけるんですけど、riだのrdocだの、ドキュメントもインストールすると時間がかかっちゃうので「それはいらないっす」っていうオプションをつけてインストールします。

あと、-Vというオプションをつけると途中経過が見えるみたいです(試しに-V無しでやったら何してんのかぜんぜんみえなかった)。

gem install rails --no-ri --no-rdoc -V

時間かかるなー...。

反映

rbenv rehash

インストールが完了したら、rails -vで確認しましょう。「Rails 4.0.0」と表示されれば、これで万事オッケーです!
これであなたもDHHです!!!ひゃっほーーーーーー。



この記事を書いてわかったこと

ドットインストール最強です。