検索者やプログラミング学習者に優しく書きたい
ちょっとずつ、ブログの書き方を変えようと思っています。今まではざっと書いてすぐに更新する感じでしたが、今後は「これについて書く」という記事を公開してから、書き足していく方式にするつもりです。理由を書きます。
バズはいらない
時々、雑感を書いた記事が思いもよらずはてブやTwitterで広く拡散されることがあります。はてブ中毒者としては嬉しい限りなのですが、よくよく考えたらこれ学習ブログなので、そういう「バズ」とか「バイラル」とか、そういうブロガーちっくな価値を求めるのはおかしいです。
感覚として嬉しくても、必要なことではないというのは意識しなくてはいけません。なぜなら、このブログは学習のアウトプットの場だからです。本筋が余計な記事に埋もれてはいけません。
検索者の答えを提供できたらいいな
じゃあ何を期待してブログ書くのってなるんですが、やっぱりそれは検索から来た人からの「助かった!」とか「わかりやすい!」っていう言葉だと思います。プログラミング学習のサイトでいうと、buzzwordさんなんかすごいですよね。検索してて何度お世話になったことか(そしてあのサイトの管理人さんは何千人に顔を知られているのでしょう)。理想はこういったサイトと同じくらいの分かりやすさです。
このブログでも散々書いていますが、プログラミングで何か作ろうとしてると、やたらつまづきます。その度にGoogle検索の力を借りて、なんとか対処します。そんな時に自分のブログ記事がヒットしていることを想像すると、やはり分かりやすく丁寧に書いた方が良いでしょう。
助けてもらうために書く
逆にこちらから発信する「助けて」という声に応えてくれる、頭が良くて親切なハイパージェントルマンなプログラマーもいます。これはブログだけでなくTwitterにも言えることですが、本当にそういうことってあるんです。そして、もしその問題について僕がブログを更新すれば、僕の「助けて」の解決が、違う誰かの「助けて」の解決にもなるわけです。やっぱりブログは有用なツールだなと感じます。
丁寧さを重視すると速報性の優先度が下がる
で、この考え方でブログを書くとすると記事に速報性があまり必要では無くなります。学習者が求めているのは新しくてワクワクするニュースではありません。既にさんざん本が出版されていたり情報が出回っているけれども、その中でもわかりやすい解説です。みんな、分からないから検索するのです。
丁寧な記事の書き方
じゃあそのわかりやすい解説ってのを書くにはどうすればいいのかってことになります。こればっかりは僕の脳みそのスペックの関係もあるので一筋縄にはいきませんが、唯一あるとしたらそれが冒頭に書いた、公開済みの記事に書き足していく書き方です。
今現在この書き方で書いているのが「入門 モダンJavaScript」の要点まとめです。現在書いたのが3章までの要約で、「入門 モダンJavaScript」自体は15章まであるので、まだまだ書き足していくことになります。
書き足していく書き方のメリット
この書き方のメリットは何といっても、長文が書けるようになることです。当たり前っちゃ当たり前ですが、日をまたいで何度も書き足していくのは、1回にがっと書くよりも楽です。
また、1つのことを書いてあるのに別記事でバラバラに更新するようなことが無くなるのもメリットです。ブログとはいえ、読み手としては必要以上にページを分けられるとストレスです。僕自身、せっかく環境構築について書かれた記事を検索して見つけたのに、重要なところで「今日は疲れたのでここまで。」と締められてしまい、結局問題の解決部分には到達できなかった、なんてことは多々ありました。
まとめ
結局何をするのっていうのは以下の通りです。
- 学習系の記事は書き足す前提で公開する
- 意識するのは検索からの訪問者
全てのテーマでこれが役立つとは思いませんし、この書き方をすること自体は新しい発見でもないかと思います。でも、ブログに対して日記的なイメージが強いと、「その日のことを書く」という使い方にとらわれがちです。
ブログをあくまでも一つのCMSとして、ツールとして、自分の目的に合った方法を探して柔軟に使っていきたいです。